保育士として働いていたけれど、結婚をきっかけに保育士を退職。
その後、出産、子育てを経験して、「子どもも大きくなってきたし、もう一度保育士として働こうかな」と考える保育士さんもいらっしゃると思います。
そのような時!忘れてはならないことが『保育士資格の名義変更』です。
ついつい忘れがちですが、結婚などで名前が変わった場合には、保育士資格の名義変更が必要です。
今回は、保育士資格の名義変更についてまとめてみました。2つの記事に分かれていますので、しっかり確認していきましょう。
手続きの前に確認!
保育士資格の名義変更をする前に確認しておかなければならないことがあります。
平成15年5月以降に、
- 手元に保育士証がある
- 登録手数料4,200円を郵便局窓口に払い込んだことがある
- 登録事務処理センターに保育士登録申請書を提出したことがある
こちらに当てはまる場合には、既に保育士の登録がされていることになります。そのため、氏名が変わった場合には本籍地や都道府県知事の登録と共に、保育士資格の名義変更手続きが必要です。
保育士証の氏名が旧姓のままで現在の氏名と異なっている場合には、保育士として働くことができないので、注意が必要です。
必要な書類を取り寄せましょう
保育士資格の名義変更に必要な書類があります。「登録変更等の手引き(保育士証書換え交付申請用)」一式を、登録事務処理センターから取り寄せましょう。
用意するもの
- 返信用封筒 1枚
【角形2号(A4用紙が折らずに入るサイズ)】
- 返信用封筒に貼る切手 請求部数に応じた郵便料金
【切手の金額は、請求する「登録変更等の手引き(保育士証書換え交付申請用)」の部数によって変わります】
- 返信用封筒を送るための送信用封筒 1枚
【返信用封筒が入る封筒であれば、定形サイズの封筒でも可。返信用封筒は折り畳んで入れても可】
- 送信用封筒に貼る切手 必要金額分
【定形サイズの封筒の場合、重さが25グラム以内は82円、50グラム以内は92円など、値段が違います。分からない場合には、郵便局で計測してもらいましょう】
用意したものを郵送しましょう
- 送信用封筒の宛先に『〒102-0083 東京都千代田区麹町1-6-2 アーバンネット麴町ビル6階 登録事務処理センター』と記入し、必要金額分の切手を貼ります
- 送信用封筒ならびに返信用封筒に、赤字で『書換え手引き〇部』と請求内容を明記します。
- 返信用封筒にあなたの住所、郵便番号、氏名を記入し、請求部数に応じた郵便料金の切手を貼ります。
- 切手を貼った返信用封筒を、送信用封筒に入れます。返信用封筒は折り畳んで入れても良いです。
- 送信用封筒に封をして、郵便ポストまたは郵便窓口から郵送します。
保育士の就職・転職|保育士資格の名義変更② へ続きます。